2013年3月29日金曜日

きぼうのたねカンパニー設立記念イベントへ福島へ

先日、KIBOKOも関わる二人三脚プロジェクトで繋がった、
福島のきぼうのたねカンパニー(株)のイメージイラストのブログを書きましたが、
その会社の設立イベントが開催されると言うことで、
兄のGomixxと共に福島へ!
今日はそのイベントの様子をフォトレポートします!

きぼうのたねカンパニー(株)の代表、菅野瑞穂ちゃん。
会社の取り組み、福島の現状、これからを
ドキュメンタリー映画などを交えながら伝えてくれました。
集まった方々も遠くは岩手から日本の現状、福島の今を共有するため
そしてきぼうのたねカンパニーを祝うために集いました。

 会場となった木幡山 隠津島神社の参宿所の入り口には
『おかえりなさい』の看板が。
これは福島を第二の故郷として感じて欲しいきぼうのたねカンパニーの
理念に基づいた言葉。
一気に運転の疲れが和みました。

受付では代表の瑞穂ちゃんと やさいのラボ@九十九里ツアー
千葉に来てくれたSさんが!嬉しい再開&KIBOKOデザインのTシャツ
ナイス!あざす!!

この日のイベントプログラムと参加者の案内が入っている封筒には
きぼうのたねカンパニーでつくったお餅が!
これがめちゃ美味い!

さて、みなさん集合したところでイベントスタート!
まずは瑞穂ちゃんとお父さんが代々受け継いで来た
田んぼと畑の震災後を記録したドキュメンタリー(TUFテレビユー福島)を観ました。


[ 上のタイトルをクリックすると視聴できます ]

この時は30分のショートバージョンでしたが、
福島2年目の現状をしる貴重な映像でした。 



制作者の一人であるFさんの映像に対するコメントも
とても熱いものを感じました。 

映像のあとは
きぼうのたねカンパニーの立ち上げるキッカケ。
今後の活動を紹介!

震災と原発事故後、一度は東京に避難した。
しかし東京にいて気づいたのは、まったく福島の現状が正確に
入ってこないという現状。
そこで決意したのが農業をすることで、
現場の情報を日本に、世界に発信し共有する事。 

 そして、耕し種を撒かねば農家が培ってきた農地は死んでしまう。
現場では土を耕し、種を蒔く。
放射能が土に降って2年。そこから立ち退かず、
新潟大学などと連体し実態調査をして分かった事。

それは、耕す事により放射性物質は軽減され、
種を蒔くことで、土がよみがえり、農作物に移行しなくなるという事実。



目の前の事に向き合い、
向き合う事で見えてきた事実を重ねてゆく。
その姿勢に自身の身が引き締まりました。

瑞穂ちゃんは震災3ヶ月後の6月に
福島の現状を発信する具体的な活動を開始。



『知ることは、生きること』 

もの凄く説得力がある言葉ですね。

地域の線量マップ作成。

近隣の果樹農家の除染作業視察 

空間・農作物の線量の測定の徹底と、情報共有。
じっさい、東和地区の道の駅にも測定施設がしっかりとあり、
商品として店に並ぶ前に測定が行われている。 

 福島の方達が定期的に受けている
ホールボディーカウンターの事も知りました。

きぼうのたねカンパニーに全国から集った人達!
二人三脚メンバーもこの時の稲刈りイベントに参加しました。

そしてこれがきぼうのたねカンパニーのできること。

KIBOKOのデザインもスライドショーに!
嬉しいです(T.T) 

ここでKIBOKOが思ったのは、発信する側いれば、受信する側もいる。
この両者の意識が大切であると。
そしてそれ以前に個々の意識、知識の向上が今後の
福島の、日本の、世界の中の一人としての自分には必要であると強く実感。
人ごとではなく、自分ごとであると常に意識し、
正確な情報と直につながる努力が必要ですね。
これも現場に来た事で実感として感じたことであります。
やはり百聞は一見にしかず。

次に福島の現状のスライド。

リアルな現実。 

その現実に対する活動。






だれでも参加・体験・共有できます。

そして、今回『原発から11キロの報告』として、
三浦草平さんが、南相馬の2年目と自身の現状をお話くださいました。




福島の別の地域のリアルな現状の話をうかがい、
自分に出来ることを再度考えるきっかけになりました。
貴重なお話ありがとうございました。 

Gomixx氏も撮影班で入らせていただきました。 
お疲れさま!

貴重な映像、お話を聞き、あっという間に時間も過ぎ、
この日最後のイベントである、きぼうのたねまきへ。

ありがとう種まきといって、
『ありがとう』と種に良いながら種を蒔きます。
では皆さん外へGo!! 

みなさんそれぞれ『ありがとう』 と良いながら、
たねをまく。



今回はサニーレタスとひまわりの種をまきました。

イベント一部の最後は板にそれぞれがメッセージを書いて

さてなんて書こうか。。。よし!

で、書いたのがこちら。。。

はい!結局こういう感じ!笑
でも、やっぱり"笑"は大切なのです、
今回の集いも、みなさん現実としっかり向き合いながら、
でも、非常に穏やかかつ、素敵な笑顔だったのが印象的でした、
よってKIBOKOのメッセージは、
"笑い"をもって今後もつながってゆくこと!

しっかりと研究をして福島の現状を発信する人もいる。
映像や文章で伝える人もいる。
ラジオから発信する人もいれば、口伝えに伝えていく人もいる。
色々な方法があり、その全てが間違いない!

そこでKIBOKOが出来るのは、"絵"でそれを伝える。
しかも"笑い"を伴いながら。
二人三脚プロジェクトのメンバーや関わってくれている人達にはそれが出来ると思う!
それぞれの方法で、出来る範囲で、継続的につながっていきたいと思います!

photo by ISHII san
このご縁に感謝。

---追記---
無事に "きぼうのたね" から " きぼうの芽 "が出ました!
これからが楽しみ!


次のブログでは帰り道に偶然の再開によりまた一つ福島の現状を共有させていいただいたエピソードを!
お楽しみに!

◉ ◉ ◉

※きぼうのたねカンパニーのツアーやイベントに参加したい。
 野菜やお米が買いたいというかたは下記サイトよりお問い合わせください。




■ブログランキングへご協力お願いします↓にほんブログ村 ライフスタイルブログ シンプルライフへ

0 件のコメント:

コメントを投稿